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内定辞退の方法について

 今日は前日に続いて内定後に必要な「内定辞退」について記載したいと思います。こあさんです(´・ω・`)気が重いよね。分かります。

 

企業側からすると

企業側からすると内定辞退は正直痛いです。毎年採用人数の目標もあり、ある程度の例年の辞退率を考慮した上で、内々定を出します。私の会社ではおおよそ確保したい人数の1.5〜2倍の内定を出しています。他の会社でも概ね手法は同じ(例年の辞退率を考慮)だと推測します。それでも年度によっては目標数を下回ることもあります。この場合は秋採用などを実施し、留学から帰国した学生を主眼とした採用で補填します。ここに間に合うよう、早めに学生から内定の辞退を申し入れてほしいのが正直なところです。

 

学生からすると

確保した内定の中で、どの企業に入社するかは非常に悩ましいと思います。私も悩みました。まずは保有する内定のうち、入社意向のない会社は早めに辞退しましょう。

内定辞退の方法について

内定辞退の方法は人事部に電話でOKです。

内定承諾書など記載を求められたケースもあると思いますが、法的な拘束力は何もありませんので、ご安心を。企業が学生を選ぶように、学生にも企業を選ぶ権利があります! 

内定辞退の呼び出しについて

内定辞退を申し入れたら呼び出しをする企業もあるようですが、行く必要はないです。行ったところで意思を変えることはないハズですし、場合によっては叱責をうけるということも。私の会社ではそもそも呼び出しもしませんし、叱責もしませんが。。。頑なに来いというのであれば、尚更行く必要はありません。そのような企業は大企業だろうが有名企業であろうが、学生への配慮を欠いています。その程度の会社だったということで、さらっと電話で辞退を済ませてしまいましょう!

 

お世話になったOB/OGの方々には

学生からするとお世話になったOB/OGの方々の顔が浮かぶと思います。その方々の連絡先を知っているなら、電話でお礼はしましょう。これは就活とは別に社会人としてお世話になった方へのお礼は大切ですよね。

 

残念ながら私もリクルーターとして担当した学生から内定辞退をされてしまった事があったのですが、その時は同じ社会人として来年からがんばろう!という話をした記憶があります。寂しかったなぁ(´・ω・`)彼は頑張っているかな。