学歴フィルターについて(のつづき)
先程の学歴フィルターの注意点の説明です。
採用対象外の大学でも下記の場合、フィルターを通過することが可能です。
順に説明します。
①コネ採用
地元の中小企業じゃあるまいし、大企業でコネ採用なんて都市伝説でしょ?と思われる方もいるかもしれませんが、事実大企業でもコネ採用はあります。
例)取引先役員の親族
自社の役員の親族
自社役員の友人や先輩の親族 等 ケースは様々です。
ただ、コネといってもレベルがあり、コネだけで100%採用されるということはほぼありえません。上記の例のレベルではせいぜいリク面が省略されるや面接で多少加点される程度です。大物政治家の息子や大口取引先社長の娘といった場合は100%採用の可能性もあり得ます。
②スポーツ採用
大企業だとスポーツに力を入れている企業が多いです。
大学時代に大きな実績を残すことができれば、企業側からスカウトがいきます。
当ブログではあくまで一般の就活生を対象としており、私もあまり知見がないので割愛します。
③特別枠採用
企業側では学歴フィルターから漏れてしまった、優秀な学生をピックアップするためのスクリーニングを実施しています。これは採用する大学が偏ってしまうと社員の多様性が偏ってしまうためです。このスクリーニングでは特別な実績を学生時代に残すことができた学生が選ばれることが多いです。
例)バイト先の訪問販売の実績で全国1位になった
起業で成功した
プログラミングコンテストで世界大会に出場した など
私の会社では数年前、有名なスポーツゲームで日本一に輝いた学生が入社しました。
企業側がある特定の言葉を入力すると、ESの一覧から該当する学生をピックアップするシステムがあるため上記のスクリーニングが可能となっています。上の例では、全国1位や起業や世界大会というキーワードからピックアップされたと推測できますね。
学歴でハンデをおっていると感じる方はこういったキーワードを上手くESに織り交ぜることが大切です。(`・ω・´)
最後に
就職四季報を入手し、自分が入社したいと思う会社から採用されているかまずは確認してみましょう。厳密には自分の大学名ではなくても同じランクの大学名であればOKです。